金融リスク計量モデル、数理ファイナンス
1995年3月 | 東京大学理学部数学科卒業 |
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1997年3月 | 東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了 |
2000年3月 | 東京大学大学院数理科学研究科博士課程学位取得修了 「博士(数理科学)(東京大学)」 ※学位論文要旨 |
2000年4月~2003年1月 | 株式会社エムティービーインベストメント テクノロジー研究所(MTEC、現在は三菱UFJトラスト投資工学研究所)研究員 |
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2003年2月~2005年3月 | 東京工業大学理財工学研究センター助教授 |
2005年4月~2008年3月 | 東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科助教授(2007年4月から准教授) |
2008年4月~ | 一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略・経営財務コース准教授 |
信用リスク計量モデル(Information-based アプローチ、counterparty risk)、気候変動リスク計量モデル
【学会などの活動】
日本金融・証券計量・工学学会(JAFEE) 庶務担当理事
( 2009年7月~2013年6月まで副会長を兼務)
Asia-Pacific Financial Markets(APFM) associate editor
数理経済学会 副会長・広報担当理事(2010年度~2013年度評議員。2017年度~2020年度評議員。旧数理経済学研究センター運営委員)
日本保険・年金リスク学会(JARIP)
日本オペレーションズ・リサーチ学会
日本応用数理学会
日本FP学会
日本アクチュアリー会 客員(「朋友」制度から移行)
【各種委員・助言活動など】
預金保険機構優先株式等処分審査会委員(2016.4~2021.3)
【受賞】
山中 卓氏(MTEC), 杉原 正顯氏(青山学院大学)との共著論文
Suguru Yamanaka, Masaaki Sugihara, Hidetoshi Nakagawa, "Modeling of Contagious Credit Events and Risk Analysis of Credit Portfolios," Asia-Pacific Financial Markets, 19(1), pp 43-62, 2012
が、2014年度JAFEE論文賞【理論部門】受賞
金子拓也氏との共著論文「B/S を利用した回収率とそれに基づく貸出債権の適正プライシング・モデル」, 日本応用数理学会論文誌, 16巻, 317-343 (2006)が、日本応用数理学会2009年度論文賞(実用部門)受賞
川口宗紀氏(MTEC)との共著論文「住宅ローンの借り手の立場から見た最適プリペイメント戦略の研究」が、第2回日本FP学会賞日本FP協会奨励賞受賞(2006)
急速に高度化・複雑化する金融リスクのモデルや計量手法をキャッチアップできるように、本コースではリスク計量の基本はもちろん、最先端の話題も積極的も取り上げていきます。知的好奇心旺盛な社会人の皆さん、共に学びましょう!
【項目執筆】 西尾宇広編『生命の経済(エコノミー)-生命の教養学 16』, 慶應義塾大学出版会 (2020)。 中川秀敏「生きるリスクと死ぬリスク -寿命と向き合うファイナンス-」(99-118)を担当)
【項目執筆】 『MBAチャレンジ金融・財務』, 中央経済社 (2017).(一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略・経営財務コース編。第5章「デリバティブ価格評価入門(中川秀敏)-連立方程式で解ける「二項モデル」-」(104-127)を担当)
【項目執筆】 『応用数理ハンドブック』, 朝倉書店(2013).(日本応用数理学会監修/薩摩順吉・大石進一・杉原正顕編。 「ブラック-ショールズ-マートンモデルとオプションの価格づけ」(188-191)の項目を担当)
【項目執筆】 『経済時系列分析ハンドブック』, 朝倉書店(2012).(刈屋武昭ほか編。8.3節「信用リスクの動的モデル」の項目担当)
【共訳】 『クレジットデリバティブ 信用リスクハンドブック」』, ピアソンエデュケーション(2008).(監修:中川秀敏、翻訳:本橋 英人、長谷川 嘉成、柴田 裕俊)
※原著書:G. Chacko, A. Sjoman, H. Motohashi, V. Dessain, "Credit Derivatives: A Primer on Credit Risk, Modeling, and Instruments", Wharton School Publishing(2006)
【共訳】 『定量的リスク管理』, 共立出版(2008).(訳者代表:塚原英敦。中川は第9章翻訳担当)
※原著書:A.J.McNeil, R. Frey, P. Embrechts, "Quantitative Risk Management: Concepts, Techniques And Tools", Princeton Series in Finance(2005)
【項目執筆】 『金融工学事典』, 朝倉書店(2004).(今野浩・刈屋武昭・木島正明編。3項目担当)
【共訳】 『リスクマネジメント』, 共立出版(2004).(訳者代表三浦良造. 他13名による共訳. 第13章「オペレーショナルリスク管理」と第15章「モデルリスク」担当) ※原著書:M.Crouhy, D.Galai, R.Mark, "Risk Management", McGraw-Hill (2000)
【共著】 『オペレーショナル・リスクのすべて』, 東洋経済新報社(2002). (三菱信託銀行オペレーショナル・リスク研究会編。同会メンバーとして第5章、付録全体を執筆)
【共著】 『クレジット・リスク・モデル』, 金融財政事情研究会(2001).(楠岡成雄・青沼君明両氏と共著)
【共訳】 『ファイナンスへの確率解析』, 朝倉書店(2000).(森平爽一郎監修,青木信隆・岩村伸一・大多和亨各氏と共訳. 下訳全体の修正および訳者注などを担当)
※原著書:D. Lamberton, B. Lapeyre "Introduction au Calcul Stochastique Applique a la Finance, 2nd."
【翻訳】ハーバード大学ビジネススクール教授・研究部門チームによる、クレジットデリバティブの必携ハンドブック クレジットデリバティブのプライシング理論の議論に重点を置くと同時に仕組みや種類の解説にも焦点をあてた、従来の類書にはない理論と実践をバランスよく備えた1冊です。図表データを豊富に用いることで理解力を深めているので、これからクレジットデリバティブを学習しようとする人にも格好の入門書です。