学位授与状況|金融戦略・経営財務プログラム

学位授与状況

高度専門職業人材の育成

[1] 経営管理研究科 経営管理専攻 修士課程 金融戦略・経営財務プログラム

大学院経営管理研究科経営管理専攻修士課程経営学修士コース金融戦略・経営財務プログラムは、金融・財務ならびに関連分野において企業経営に関わる高度な専門知識と分析能力を備え、企業や団体で指導的役割を果たす高度専門職業人材の育成を目的としている。具体的には、深い洞察と効果的なコミュニケーション・スキルを併せ持つリーダーを育成すること、高度な専門的スキルに支えられた創造性を持つプロフェッショナルを育成すること、そして社会の健全な発展に貢献するための高い倫理性を備えた人材を育成することをその使命として掲げている。

 教育課程について、金融戦略・経営財務プログラムでは、会計、ファイナンス、コーポレートファイナンス、金融数理、統計学などを中心とする「基礎科目」に加え、各領域のより専門的な内容や先端的な考え方を学ぶための応用科目として「専門科目」を提供している。金融・財務ならびに関連分野において企業経営を考える上で重要となる科目を体系的かつ段階的に配置している。

 金融戦略・経営財務プログラムでは、講義科目においては試験やレポートにより、シラバスで示された科目の目標への到達度を判定する。演習においては、レポート、発表内容、論文等を通して、その目標への到達度を判定する。また、修士論文を、2名の審査員により関連する学科を含め口頭試問により審査する。

 2023年度においてはおよそ80%の学生が標準修業年限内に学位を取得している。標準修業年限を超えて在籍している他の20%の学生については、留学、休学等が主な理由となっている。

 

[2] 経営管理研究科 経営管理専攻 博士後期課程 金融戦略・経営財務プログラム

 金融戦略・経営財務プログラム博士後期課程では、金融・財務ならびに関連分野において質の高い研究を実現できる研究者を養成し、創造的な研究成果を世に問うことができる高い研究能力、学界において「知の発展」をグローバルに牽引するリーダーシップ、社会科学の健全な発展に貢献するための高い倫理性を有した人材を育成することを目的とし、授業科目履修および演習を通じて、金融・財務ならびに関連分野における最先端の研究成果を幅広く学ぶことができるように教育課程を編成している。

金融戦略・経営財務プログラム博士後期課程では、講義科目においては試験やレポートによりシラバスで示された科目の目標への到達度を判定する。演習においては、レポート、発表内容、論文等を通して、その目標への到達度を判定する。提出された博士論文に対して、関連する専門領域も含む合計3名の審査員による口頭試問に基づいて審査する。

2023年度の修了生のうち、標準修業年限内に学位を取得した学生の割合は50%となっている。この割合の要因としては、在籍する学生数が少ないこと(2021年度入学者は5名)、また在籍する学生のほとんどが社会人であり、業務都合などにより限定的な時間内で研究を行う必要があることが挙げられる。

研究科では個々の学生の状況に合わせ研究指導を行えるよう研究指導教員を中心とした集団指導体制をとるとともに、AOLを中心に、博士課程の学生の学習・研究進捗状況について調査を行い、その結果を踏まえて研究分野ごとに博士後期課程の学生の共同研究発表会を開催するなどして学生を指導・育成する体制の強化を行っている。

 

ポリシー掲載サイト

金融戦略・経営財務プログラム

https://www.fs.hub.hit-u.ac.jp/programs/three-policy/