2019年08月23日
修了生向けイベント
一橋大学経営管理研究科金融戦略・経営財務プログラム(FSプログラム)によるキャリア支援サービスの一環として、同窓会との共催により今回のイベントを企画しました。題して「社会人が博士号を取得する意義とは?」。ビジネスの世界でキャリアを築き、筑波大学大塚キャンパスで社会人向け博士課程を修了・博士号を取得し、その後も大学・ビジネス界で活躍する3人の方にお越しいただき、今回の表題について色々な角度からご議論いただきます。
FSプログラムでは、博士課程への関心の高さに応え、1年目に受験する資格審査の要件・フォーマットを明確化、また学位取得要件の一つである査読ジャーナル掲載についてジャーナル・リストを作成するなど、博士課程プログラムの整備を行ってきました。
博士課程進学に関心のある方、博士号を取得することでどんな展望が開けるのか、博士課程進学により失うものは何か、博士論文とは何かなどの疑問のある方、ぜひご参加ください。
◆日時: 2019年9月23日(月・祝日)14-16時
◆会場: 一橋大学千代田キャンパス8階オープンスペース
◆プログラム:
14:00-15:00 3人のパネラーによる座談会(司会:伊藤彰敏(本学教授))
15:00-15:45 フロアーとのQ&A
15:45-16:00 名刺交換会
◆申込受付URL:メールでお知らせいたします
宮川 壽夫(みやがわ・ひさお)
大阪市立大学大学院経営学研究科 教授
1985年に野村證券(株)に入社。2000年に米国トムソンファイナンシャル・コンサルティンググループに移籍、シニア・ディレクター(日本・アジアチーム統括リーダー)。2007年に野村證券(株)に戻り、エグゼクティブ・ディレクター(キャピタル・マーケット・インテリジェンス・グループリーダー)として上場企業向け資金調達、M&A、資本政策等のコンサルティング業務を担当。2010年、大阪市立大学大学院経営学研究科・商学部専任講師に着任、2010年、准教授、2014年、教授(現職)。2015年、ワシントン大学(University of Washington)客員研究員。筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士前期課程修了、同研究科博士後期課程修了・博士(経営学)。日本証券アナリスト協会検定会員。国際公認投資アナリスト。『配当政策とコーポレート・ガバナンス~株主所有権の限界』(中央経済社、2013年)、『企業価値の神秘~コーポレートファイナンス理論の思考回路』(中央経済社、2016年)など著書・論文多数。
野瀬義明(のせ・よしあき)
同志社大学大学院ビジネス研究科 准教授
1997年に株式会社大和総研へ入社、上場企業への経営コンサルティングとM&A案件でのビジネスデューディリジェンス等に従事。2008年に大和SMBCキャピタル(現大和企業投資)に転籍。バイアウト・ファンドの投資担当者として様々な買収案件に参画。2012年からは桃山学院大学経済学部に転じファイナンスを担当。2016年より同志社大学大学院ビジネス研究科・准教授(現職)。神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了・修士(理学)。筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程修了・博士(経営学)。2011年、筑波大学博士学位論文「バイアウト・ファンドの機能に関する分析」が第5回M&Aフォーラム賞を受賞。『バイアウト・ファンドによる買収のインパクトに関する分析』現代ファイナンス(26)49 - 66、2009年、『株主優待が株価にもたらす独自効果』証券アナリストジャーナル55(10)82 - 93、2017年など論文・学会発表多数。
辻本 臣哉(つじもと・しんや)
ニッポン・ライフ・グローバル・インベスターズ・シンガポール CEO
1989年東京海上火災保険(株)に入社。1991年東京海上MC投資顧問(株)に移り、アナリスト業務を開始。2001年明治ドレスナー・アセットマネジメント(株)に入社。同社調査部長を経て、2007年RCMアジアパシフィック(在香港、現アリアンツ・グローバル・インベスターズ)にアジア地域の調査統括として入社。2011年ニッセイアセットマネジメント(株)に移り、運用企画部審議役兼株式運用部担当部長。2012年、ニッセイ・シュローダー・アセットマネジメント・アジアに出向。2013年社名変更し、現職。CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。一橋大学経済学部卒業、英国ランカスター大学金融学修士、博士(経営学、筑波大学)。