ワインと音楽の夕べ2012

　昨年度は震災を考慮して開催を見送ったFSプログラム恒例の「ワインと音楽の夕べ2012」を2012年8月2日(木)の夜に開催いたしました。
　いつもは学術総合センター8階のオープンスペースで行っていましたが、今回は外の会場を貸切にして実施しました。最初にブッフェ形式で食事とお酒をいただき、その後プロのオペラ歌手とピアニストの方による演奏を鑑賞し、残りの時間を演奏者の方との撮影タイムと参加者どうしの歓談タイムとしました。

■開催概要■

◇日時：　2012年8月2日(木)　18:30ー21:00

◇会場：　「オペラサロン　トナカイ」千代田区岩本町2-12-5
http://www.opera.co.jp/index.html

◇会費：　6,000円

藤田さん（ソプラノ）	小野さん（テノール）

◇曲目：　
（以下は当日の曲目とは若干違っています。少なくとも、テノールの方による「'O sole mio」がありましたし...）
ヘンデル：オン・ブラ・マイ・フ（演奏者未定）
シューベルト「アヴェ・マリア」（ソプラノ）
ヴェルディ『椿姫』乾杯の歌（2人）
プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』私のお父さん（ソプラノ）
プッチーニ『トゥーランドット』誰も寝てはならぬ（テノール）
プッチーニ『西部の娘』やがて来る自由の日（テノール）
Time to say goodbye（2人）

◇演奏者プロフィール紹介：

藤田理恵　（ふじたりえ）　ソプラノ

岡山県出身。東京藝術大学声楽科卒業。卒業時に東京藝術大学同声会賞を受賞、並びに同声会主催新人演奏会に出演。短期でミラノに渡りMargherita Guglielmi女史のもと研鑽を積む。第40回イタリア声楽コンコルソ、ミラノ部門入選。オペラでは《ラ・ボエーム》ムゼッタ役、《仮面舞踏会》オスカル役、《カヴァレリア・ルスティカーナ》ローラ役、《アドリアーナ・ルクヴルール》女優ジュヴノー役、《修道女アンジェリカ》オスミーナ役、托鉢修道女役、《友人フリッツ》
カテリーナ役で出演。その他にも都内を中心にコンサートに出演している。
これまでに声楽を佐々木英代、嶺貞子、佐々木典子、大森園子、Margherita Guglielmi、蒲谷昌子の各氏に師事。

小野弘晴　（おのひろはる）　テノール

東京芸術大学声楽科卒業。桐朋学園卒業後、同短期専攻科修了。中島基晴、平野忠彦、勝部太、星野聡、熊谷一康の諸氏に師事。第37回イタリア声楽コンコルソ入選。第1回山手の丘音楽コンクール入選。ＢＢＣオペラソサイエティーオーディション金賞受賞。同主催オペラ「椿姫」のジェルモン役を歌いオペラデビュー。その後「マクベス」「トロヴァトーレ」「仮面舞踏会」「トスカ」「外套」「ラ・ボエーム」「アンドレア・シェニエ」「道化師」「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」他多数オペラに主役出演。コンサートでは、ベートーヴェン「第九」、ハイドン「天地創造」、フォーレ「レクイエム」バスソリストを務めた。
09年「椿姫」アルフレード役でテノールへ転向。その後、「トスカ」(カヴァラドッシ役)、「リゴレット」(マントヴァ侯爵)、モーツァルト「戴冠ミサ」、べートーヴェン「第九 」等に出演。 笠井混声合唱団、アンサンブル響、女声アンサンブル・アイリス指揮者。ザーラカンパニー講師。

芦沢真理　（あしざわまこと）　ピアニスト

自由学園高等科卒業。日本大学芸術学部音楽学科卒業。
同大学院芸術学研究科音楽芸術専攻修了。同大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程修了満期退学。声楽の伴奏を活動の中心にすえ、栃木県岩舟町の地域住民参加型ミュージカル『IWAFUNE』では音楽スタッフとして、ピアノ演奏だけではなく、楽曲アレンジ、合唱指導に携わるなど、活動の幅を広げている。バリトン歌手豊島雄一氏と共にスクールコンサート「生きる力を伝えたい」を日本各地で行ってる。
'06年10月には栃木県岩舟町文化会館にて初のリサイタルを開催。往年の名ソプラノ歌手エディト・マティス来日時にレッスン伴奏を務め、音楽性を高く評価された。これまでに、ピアノを川野全史、國谷隆之、故神野明の各氏に、伴奏法をL.Barajora、A.Tasso、故福森湘の各氏に師事。