2010年08月02日

修了生向けイベント

ワインと音楽の夕べ

2010年8月2日(月)、FS8階のオープンスペースで「ワインと音楽の夕べ」が開催された。今回の演奏は、本校中川秀敏教授のご友人でもあ るヴァイオリニスト中野志麻さん、そして中野さんと多くの共演を重ねてこられたチェリストの渡邉正和さんによる弦楽器デュオだった。

中野さんは、長野県出身。東京藝術大学音楽学部卒業後、スイス政府給費留学生としてジュネーヴ高等音楽院に入学。在学中ジュネーヴ音楽院定期演奏会 にソリストとして多数出演し、室内楽クラスでは弦楽四重奏・ピアノとの二重奏ともに最高点の成績で修了。 2000年、ジュネーヴ音楽院をプルミエ・プリ・ディスタンクション(最優秀名誉首席)で卒業し、同時に特別賞「プリ・アンリ・ブロリエ」を受賞した。こ れまでにスイスや日本においてリサイタルを多数行っている。2001年より京都市交響楽団ヴァイオリン奏者。 2009年、ジュネーヴ音楽院で共に学んだ小木曽栄里子さん・古澤幹子さんとLes Petitoisesを結成し、各地でコンサートを行っている。

渡邉さんは、愛知県出身。中学校においてチェロを始め、高校および大学在籍時よりフリー奏者として活動し、愛知県を中心にソロ、室内楽、オーケスト ラ、ジャズ、フラメンコなど多岐にわたるコンサートに出演。 1994年 京都市交響楽団に入団、現在に至る。また客演首席奏者としてもさまざまなオーケストラから依頼を受け、多数の演奏会に出演している。

第1部はダンス音楽をテーマに、第2部はフィギュアスケートの音楽を中心になじみの深い曲を、ヴァイオリンとチェロのデュオ用にオリジナルアレンジされた全12曲(アンコール曲を含む)が演奏され、学生やその家族、教員などの参加者を魅了した。

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