本プログラムでは、ファイナンスの広範な分野をカバーし、目的に応じて選択できる科目が、基礎から応用まで提供されています。また、数学や統計学のバックグランドに不安のある学生は、「入門科目」を履修することで比較的短期間に知識を補うことができます。
基礎・専門両科目群ともに理論を深める科目と実践を学べる科目がバランスよく編成されていることも大きな特徴と言えます。知と実務の最先端に触れながら、未来のビジネスリーダに求められる「自ら思考を体系化する力」を養います。
現代ファイナンスの多様な領域に共通した「知識ベース」や「フレームワーク」を修得するために、
の3領域全てに用意されています。統計学、アカウンティング、エコノミクス、コーポレート・ファイナンス、コンピューテーション、分析ツールなど各人のニーズにあわせて基礎力を固める科目群があり、専門領域をより深く学習するための基礎を作ります。
こうした基礎科目群の履修を通じて、ファイナンスの思考法そのものを身に着けていきます。
各人の実務上の課題や興味、目的に合わせて選択でき、その分野でさらに専門性を高めていくことができます。どの科目も、実務上のインプリケーションや成果を重視しています。また授業内で第一線の経営者・実務家をゲスト・スピーカーとして招聘するクラスも多く行われています。
【他コース科目の履修】「法学研究科ビジネスロー専攻」やHUBの他プログラムの専門科目なども必要に応じて選択できます。
在学期間(最短2年)を通じて、全ての学生が少人数制のゼミに参加します。
ゼミでは学生が実務上の課題を選択し、ゼミ担当教員による懇切丁寧な指導のもと、修士論文作成に向けて、学習した知識を総動員して解決策を模索していきます。
修士論文は、それ自体が大きな成果ですが、追究すべきテーマを発見し自分の中で学習成果を体系化していく貴重な機会ともなります。